2021年最新版!おすすめアクション映画ベスト3

2021年公開予定のアクション映画は盛りだくさんで、その中には「待望の」という一言では表せないほど、長い間待ち望まれていた作品でいっぱいです。

この素晴らしいラインナップに加え、今年の待望のアクション映画の中には、さらに嬉しいことに、強くてタフな女性が主役として登場する作品もあります(正直なところ、長らく待ち望まれていたのはこれでした!)。

この記事では、2021年公開予定のアクション映画の中から、見逃せない作品を一挙ご紹介します!

 

『フローズン・ライター』

アクション映画の中でよくみられる「囚人輸送」は、成功率が一番低いミッションかもしれませんね(笑)。

投獄された囚人の集団が大きなトラック(箱型で設備が最新鋭であるほど良い)に積み込まれた時点で、何かすごくイヤなことが起こると予想できますよね。主人公らが想像できない程、小さな空間に閉じ込められているシチュエーションで最高にハラハラさせてくれるシーンになります。

こちらのスペイン映画『フローズン・ライター』でも、悲哀なトーンでアクションが次々と展開されていきます。

映画の中心人物は、「ハイリスクな囚人移送」を新しいパートナーと協力して監督する警察官であり、その囚人移送では、ルーマニアのギャングの危険なボスが関与している滑りやすく荒涼とした土地を横断しなければならないのでした…。

ところが、物語後半にかけては、その危険なミッションから、残虐な暴力に彩られた定番の復讐劇と化していくことになります…。今年間違いなしの必見アクション作品です!

 

『Mr.ノーバディ』

俳優ボブ・オデンカークが、バスの中では凶悪犯のグループを倒し、工場ではギャングの大軍を壊滅させるという作品。

ドラマ『ベター・コール・ソウル』や『Mr.Show(原題)』出演で有名なオデンカークが好きな人でも、「ジョン・ウィック」のデレク・コルスタッドの脚本で、58歳のオデンカークがジョン・ウィックになりきっているのを見られると思うと、ワクワクすることでしょう。

嬉しいことに、視聴者の期待に応えて、『Mr.ノーバディ』には、凶悪なアクションシーンが織り交ぜられています。

キアヌ・リーブスの演じるバレエのような優雅さや、リーアム・ニーソンの聖書の世界を思わせる怒りはないものの、オデンカークは、伝統的なアクションヒーローなら目をつぶっていてもできるような役柄に、心理的な深みと人を惹きつける皮肉を添えています。

『ジョン・ウィック:チャプター4』が2022年に延期されたこともあり、『Mr.ノーバディ』は、大手スタジオが手がける今年の大作の中で、最も満足度の高い、衝撃のお騒がせムービーになるかもしれません。

 

『サンティネル』

たったの80分という短編映画作品『サンティネル』では、主人公はニースの水辺を警備の仕事をしているアヘン中毒のフランス人兵士(オルガ・キュリレンコ)で、卑劣なロシア人に無惨にレイプされた妹のため非情な復讐を進めていくという物語。その復讐には、相当なインパクトがあります。

戦闘シーンはところどころぎこちなく、ストーリー展開には信じがたい部分もありますが、ストーリーテリングは着眼点が素晴らしく、洗練されています。